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クラウドソーシングサイトを使うときの3つの注意点|リスクを回避して確実に報酬を得るには?

フリーランス向けの仕事依頼を多く掲載しているクラウドソーシングサイト。仕事探しから契約、納品・報酬の支払いまでがすべてサイト上で行えるとても便利なサービスです。

まだクライアントとの人脈があまり築けていない駆け出しライターでも、容易に仕事を見つけられるため、利用を検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし、中には悪質なクライアントがいるのも事実。私もクラウドソーシングサイトの利用を始めたばかりの頃は、何度かいやな思いをすることがありました。

そこで本稿では、私の体験談を交えながらクラウドソーシングサイトを使うときの注意点と対処法を紹介します。リスクを回避して、確実に報酬を手に入れる方法を身に付けましょう。

①個人情報目的のクライアントに要注意

案件によっては、募集要項に「LINE・TwitterなどSNSでのやり取りが可能な方」「メールアドレスが必要」などと書かれているものがあります。

スムーズに連絡を取るためメールや外部のチャットツールを使うことは多々あるのですが、たまに商材を宣伝するための個人情報目的で募集要項に記載されていることがあります。

このような時は、クライアントの評価を確認して応募を検討するか、最初から応募しないよう心がけましょう。

私も個人情報目的のクライアントに出会ったことがありました。しかも募集要項には何も怪しいことは記載されておらず、契約を結んでから「こちらのLINE IDを登録してください」と言われたのです。検索してみると、「幸せを追求するオンラインサロン」のIDであることが判明しました。

募集要項はきちんとしているのに、いざ契約を結んだら個人情報目的だったということもあります。カモフラージュしている案件と契約してしまったら、クラウドソーシングサイトに通報して、以後は連絡を取らないようにしましょう。

契約内容・報酬に関する情報はスクリーンショットで保存する

私がクラウドソーシングサイトを利用し始めて3ヶ月ほど経った頃、1文字1円で依頼されていたのに、報酬を受け取るころには1文字0.5円の換算になっていることが一度だけありました。

当時は既にクラウドソーシングサイトから離れてやり取りをし、外部のライティングシステムを使い、報酬は銀行講座に直接振込だったため、契約前の報酬に関するやり取りを再確認することはできません。

証拠を揃えることができず、「クライアントに連絡して相手に言いがかりって思われないかな」と考えてしまい、泣き寝入りした苦い思い出です。

2500円の損失で済んだのでまだ良かったのですが、これ以降、報酬に関するメッセージのやり取り・ライティングシステムに掲載されている情報・募集要項はこまめにスクリーンショットを残すようになりました。

フリーライターはクライアントとのトラブルが発生しても、すべて自力で対処しなければなりません。こちらに正当性があるときは自信をもって意見を述べられるよう、契約内容・報酬に関する情報はスクリーンショットで保存しておくことをおすすめします。

③仮払い後に作業に取り掛かる

クラウドソーシングサイト上での作業は、「応募→契約→仮払い→作業開始→納品→報酬の支払い」という流れが一般的です。仮払いとは、クライアント側が事前に任意の報酬額を支払うことで、ライター側が確実に報酬を得られるようにすることです。

作業内容によっては、最後の「報酬の支払い」で金額が増減することもあります。確実に報酬を得るためには、仮払い後に作業に取り掛かること大切です。

クライアントによっては「月末の決済に合わせて報酬を支払いたいから」と仮払い前でも作業の開始をお願いされることがあります。

私自身何度かこのようなお願いをされたことがありますし、仮払いが済んでいなかったら「作業を開始しても構いませんでしょうか?報酬の支払時期についてご教示いただきたいです」とこちらから連絡し、確実に報酬を得ることができていました。

しかし知り合いのライターのなかには、仮払い前に作業・納品してしまい、クライアントとは連絡が取れなくなり、無給で仕事をすることになった人もいます。

作業は仮払いされてから取り掛かることを心がけ、気になることがあったらこまめにクライアントと連絡を取り合うようにしましょう。

まとめ

フリーライターは会社員と違い、クライアントとのやり取りの失敗・損失のダメージは全て自分に返ってきます。守ってくれる組織や上司がいないため、自分の身は自分で守らなければなりません。確実にリスクを回避することを心がけ、働いた分はしっかりと報酬を獲得しましょう。