haharunoのブログ

旅行の記録や趣味などについてのんびり更新中。

青春18きっぷを使って2泊3日広島旅行

2023年3月2日(木)から5日(土)にかけて、青春18きっぷを使って2泊3日で広島旅行に行ってきました。

メインとなるのは、広島県の2つの世界遺産厳島神社原爆ドームです。空いた時間を使って、広島グルメや地元のチョコレート屋さんも巡ってきました。

どのような旅程だったのか、ざっくりとまとめておきたいと思います。

【1日目】3月2日(木)移動

1日目のメインは、移動。午前中は京都駅から岡山駅まで行き、高校時代の友人と数年ぶりに会って食事をしました。14時ごろに岡山駅を出発し、広島駅まで向かいました。

  • 08:05 京都駅発
  • 姫路駅・相生駅で乗り換え
  • 13:38 岡山駅
  • 食事
  • 13:50 岡山駅
  • 糸崎駅で乗り換え
  • 16:58 広島駅着

途中で食事や乗り換えをした時間を含むと、約9時間にも及ぶ大移動です!広島駅に到着する頃には、全身が痛くなっていました。

この日はホテルにチェックインをして、広島駅でテイクアウトした広島風お好み焼きを食べて就寝。翌日に備えます。

海老とイカが入った広島風お好み焼き。カープソースがおいしい!

【2日目】3月4日(金)厳島神社広島城

起床したのは朝8時。厳島神社は平日でも混雑するとのことだったので、朝6時に起きて8時までにはホテルを出発しようと思っていたのに大寝坊です。

ぐっすり眠れたので、昨日の移動の疲れはほとんど残っていない模様。気を取り直して、2時間遅れで厳島神社へ向かいます。

朝食は「むすびのむさし」のお弁当

2日目の移動はなるべくJRを使わず、広島電鉄のフリーパスを上手に活用しようと思います。広島電鉄のフリーパスは宿泊していたホテルでも販売しており、電車とフェリーのセットで900円でした。

広島市内から宮島行のフェリー乗り場までは、広島電鉄で約1時間。JRを使うと30分くらいで到着するらしいですが、のんびり現地まで向かいます。

電車を降りると、目の前に宮島行のフェリー乗り場があります。宮島行のフェリーは「宮島松大汽船」と「JR西日本宮島フェリー」の2種類があるとのこと。

広島電鉄のフリーパスで使えるのは「宮島松大汽船」なので、そちらの乗り場へ向かいました。余談ですが、青春18きっぷだと「JR西日本宮島フェリー」に乗れるそうです。

宮島にあるフェリーターミナル「宮島桟橋

約10分の船旅の後、宮島に到着。宮島桟橋から厳島神社へ向かう途中では、獅子舞(?)のようなものが踊っていました。

鹿もあちこちで歩いています。個人的には、奈良より宮島の鹿の方がおとなしそうな印象。自分から人間に向かって近寄ってくることはあまりなく、のんびりと過ごしています。人間が鹿煎餅を持っているか否かの違いなのでしょうか・・・?

ぼんやりと鹿のことを考えているうちに、大鳥居と厳島神社の本殿が見えてきました。大鳥居は迫力満点!本殿も、なんだか厳かな雰囲気が漂っています(語彙力)。

大鳥居

厳島神社の本殿

やはり2時間出発が遅れたからか、厳島神社の本殿はすごい人!海外からの団体も大勢訪れていました。

写真を撮る暇もなく、半ば流されるようにして拝観が終了。「今度は早めに出発するか、宮島にある宿に宿泊した方がよさそうだな」とリベンジを誓い、厳島神社宝物館、大願寺、大聖院を巡ります。

大願寺から大聖院へ向かうとき、私は「あせび歩道」という山道を通ったらしく、野生の鹿とエンカウント。特に何のイベントも発生せず、草を食べている鹿を横目に見ながら大聖院まで行きました。

大聖院は、厳島神社御神体である弥山の中腹にあるお寺。山の斜面に沿って、たくさんの建物が並んでいました。

大聖院の参拝を終えたら、揚げもみじを食べに行きます。朝食を食べる時間が遅かったうえ、「むすびのむさし」のお弁当はボリュームがあったため、昼間でもあまりお腹が空いていません。揚げもみじを昼食代わりにします。

クリームとこしあんの揚げもみじを注文

店頭の券売機で食券を買い、揚げもみじを注文します。今回食べたクリームとこしあん以外にも、チョコレートなどいくつかの味がありました。

外は揚げたてでカリカリ、中は焼きたてのホットケーキみたいにふわっふわ、クリームもこしあんも熱で少し溶けてトロッとしており、とてもおいしかったです。

揚げもみじを食べて満足したところで、広島市内へと戻ります。

宮島桟橋に停泊しているフェリーの3階から見た景色。出航前でも本州本土が見えます。

広電宮島口駅まで戻ったら、次はチョコレート屋さんへ向かいます。向かおうとしたところ、2駅ほど乗り過ごしてしまったため、引き返すことに。「これ以上予定が後ろ倒しになってはいけない」ということで、チョコレート屋さんの最寄駅からはJRに乗り、15分ほどで広島市内まで戻りました。

広島市内まで戻ったら、一度ホテルで1時間くらい休憩し、広島城へ向かいます。15時30分ごろに到着したはずなのですが、夕方のような雰囲気でした。

広島城 二の丸

広島城から見えた広島駅の工事現場。2025年春の開業を目指し、駅ビルを開発しているそうです。

広島城

黒っぽい屋根瓦、白い壁、茶色い木材の組み合わせがかっこいい!城内は広島の歴史を紹介する資料館のようになっていました。

日本刀を持ち上げる体験コーナーがあったため、挑戦してみることに。想像以上に重い。昔の人はこんなに重たい物を使っていたんだなあと思いながら、第五層の展望室へと向かいます。

眺望がとても良く、広島の街を360度見渡すことができました。日が落ちる前に広島城を後にして、ユニクロへ。翌日は朝が冷え込むとの予報だったので、ヒートテックを買いに行きます。

ヒートテックを入手したら、本日2件目のチョコレート屋さんへ。奮発して、ケーキも購入しました。

夕食はお店で買ったお弁当と、コンビニの肉まん&味噌汁を食べました。本日歩いた歩数は、2万歩以上!翌日に備えて早めに就寝します。

【3日目】3月5日(土)原爆ドーム原爆資料館縮景園

前日と同様に寝過ごしたため、朝食はコンビニのパンとゼリー飲料で済ませました。ホテルでチェックアウトをして荷物を預け、広島電鉄のフリーパスを購入したら出発!原爆ドーム原爆資料館を訪れるのは、小学校の修学旅行以来十数年ぶりです。

言葉では言い表せないほどの凄惨さ。原爆資料館では被爆者たちの苦しみや、生活の様子が生々しく展示してありました。昨今のような情勢だからこそ、もう一度核の恐ろしさは認識しなければいけないと思いました。

昼食まで少し時間があったため、当初は予定に入ってなかった縮景園へ行くことに。広島電鉄に乗車して移動します。

縮景園では梅が咲いていました。

1本の梅の木に、白い花とピンク色の花が咲いているものも

鯉が泳いでいる池。有料で餌をやることもできます。

松の木

縮景園を後にして、昼食のあなごめしを食べに行きます。かば焼きにしたあなごを、うな重のようにご飯の上に乗せていただきます。味はウナギよりもあっさりとしていて、身がギュッと詰まっているような感じ。後半はお茶漬けにして、最後の一口まで美味しく食べられました。

広島旅行最後の行き先は、広島市中区にあるチョコレート屋さん。ところがここでハプニングが。今日は広島市内でデモ行進を行う日だったようで、デモ隊が道路を通過する間は市内電車もストップ。

数分おきに来るはずの電車がなかなか来ず、来たと思ったら別の行き先だったりして、予定よりかなり遅れてしまいました。

また、目当てのチョコレート屋さんが最寄駅からかなり遠く、少し時間を要することに。チョコレート屋さんに到着したら、冷たいチョコレートドリンクを飲んで一休み。カカオの風味が濃厚で、すぐに飲み終えてしまいました。焼き菓子の詰め合わせも買えて満足です!

のんきにしていたら、いつの間にか当初の広島駅出発予定時刻から2時間ほど経過していました。ホテルに預けていた荷物を受け取り、広島駅に到着する頃には電車出発の10分前。

もみじ饅頭(写真AC

そこで、もみじ饅頭を買えていないことに気付きます。お土産売場にあった10個入りのもみじ饅頭の箱を持ち、会計を終え、青春18きっぷを片手に改札を通る頃には出発の2分前。

たまたま改札の駅員さんが席を外していたので、少し焦りました。(すぐに戻ってきてくれました)急いで電車乗り、数十秒後にはドアが閉まりました。この便を逃したら40分くらい後の便になっていたので、乗れてよかったです。

広島駅から京都駅までは、以下のような流れで電車を乗り換えました。

  • 14:50 広島駅発
  • 16:09 糸崎駅着&乗り換え
  • 16:24 糸崎駅発
  • 17:55 岡山駅着&乗り換え
  • 18:00 岡山駅
  • 19:25 姫路駅着&乗り換え
  • 19:41 姫路駅発
  • 21:14 京都駅着

岡山駅から姫路駅まで新幹線に乗ることも考えたのですが、18時台岡山駅発で姫路駅に停車する便を見つけられなかったため、全て在来線を使うことに。

乗り換えの所要時間を少なめにして、移動中は食事休憩を挟まなかったため、6時間ほどで京都まで戻ることができました。特に、姫路駅からは新快速があるから早い。しかも15分おきのペースで新快速が出ているので、1本遅らせて姫路駅で今日の夕食を買い込むこともできました。

もう一度行きたい!広島旅行

広島城のキャラクター・しろうニャ

あちこちに見どころがあった広島。寝坊したり、デモ隊との遭遇で電車が遅れたり、のんびりしすぎたりして最後はドタバタしてしまったため、もう一度行きたいです。

厳島神社も、今度は宮島の宿に宿泊して早朝から散策してみたいです。揚げもみじは全種類制覇を目指します!広島駅で見かけた揚げもみじキットも購入したいです。

青春18きっぷを使ったことで、本来往復で13,200円(在来線のみの場合)のところが、4,820円(12,050円÷5×2)でした。翌日は身体がバキバキになりましたが、車窓からの景色をじっくり眺められたのが楽しかったです。

LEVI'S(リーバイス)のデニムに合わせるアクセサリーはコレ!おすすめ商品を紹介

「リーバイス」は、1873年に世界で初めてジーンズを開発したアメリカのブランドです。コンセプトは「伝統と革新」。アメカジスタイルが好みの方のなかには、リーバイスのアイテムを愛用している方もいるのではないでしょうか。

ジーンズを着こなせるようになると、続いて気になるのがジーンズに合うアクセサリー。今回は、リーバイスのデニムと相性がよい商品を2つ紹介します。

レザーベルト ブラック

引用元:リーバイスオフィシャルオンラインストア【LEVI'S E-SHOP】

どんなコーディネートにも合う、ベーシックなレザーベルト

牛革で作った、リーバイス定番のレザーベルトです。シボ感のある黒い牛革に、アンティーク調のゴールドのバックルを組み合わせ、クラシックな雰囲気を演出。シンプルなデザインのため、幅広いテイストのコーディネートに合わせられます。

サイズ展開は、75・80・85の3種類。アメリカのサイズ表記となっているため、詳しくは公式サイトにてご確認ください。サイズを問わず、バックル幅は4cm、ベルト幅は2.5cmです。

LEVI’S® X UNIVERSAL MONSTERS MONSTERS ニットキャップ

 

引用元:リーバイスオフィシャルオンラインストア【LEVI'S E-SHOP】

ホラー映画の原点であるユニバーサル・モンスターズと、リーバイスのコラボアイテム。これまでユニバーサル・モンスターズが公開してきた作品にインスピレーションを受け、暗闇の中でも浮かび上がるホラーグラフィックを取り入れました。

サイズは縦30×横21cm。シャープなシルエットで、ストリートウェアと合わせやすいアイテムです。

式典用・プレゼント・自分へのご褒美の上質なイヤリングならimacをチェック!おすすめ商品を2つ紹介

imacは、日本人デザイナーによるオリジナルデザインのコスチュームジュエリーを展開しているブランドです。ラインストーンジュエリーはヨーロッパの工房、天然石ジュエリーは日本の工房で丁寧に仕上げているのがこだわり。百貨店バイヤーが選ぶ「百貨店バイヤーズ賞 ベストセラー賞」に3回入選しており、品質の良さとおしゃれなデザインが人気を集めています。今回は、そんなimacのイヤリングを2つ紹介します。

イヤリング 淡水パール ラインストーン ブラウン

引用元:女性向けジュエリーブランド「イマック imac 公式オンラインショップ」

大粒の淡水パールとスワロフスキークリスタルが輝く上品なイヤリング

★Point

  • 淡水パールはimacのデザイナーが自ら厳選
  • トップのパーツはアクセサリーの本場・ヨーロッパ製
  • 耳が痛くなりにくいイヤリングパーツを使用
  • ニッケルフリーだから多くの人が身につけられる

オレンジ色の淡水パールと、ブラウンのスワロフスキークリスタルを組み合わせた、秋らしいイヤリング。品質にこだわり、全てのパーツをデザイナーが厳選。トップのパーツは、オーストリア製のものを使用。ヨーロッパの職人がラインストーンを1つ1つ嵌め込んだイヤリングは、耳元を美しく彩ります。

~いつものコーディネートに花を添えるイヤリング~

ブラウスやパンツ、ワンピース。何となくマンネリ化していた普段のコーディネートに、パールとクリスタルのイヤリングをプラスするだけ。

大粒パールと、シャープなカッティングを施したスワロフスキークリスタルが、上品さと大人っぽさをアップしてくれます。

【仕様】

サイズ:縦約1.6×横約1.2cm

素材:メタル、淡水パール、ガラス

イヤリング 黒蝶貝 ラインストーン 淡水パール

引用元:女性向けジュエリーブランド「イマック imac 公式オンラインショップ」

艶やかな黒蝶貝と淡水パールが輝くイヤリング

★Point

  • 黒蝶貝は、デザイナーが海外の工房まで赴いて厳選したものを仕様
  • トップのパーツはアクセサリーの本場・ヨーロッパ製
  • クリップはネジ式だから、耳たぶの厚さに合わせて調整できる
  • ニッケルフリーだから多くの人が身につけられる

グレーの淡水パールと、メタリックな光沢を放つ黒蝶貝を組み合わせた上品なイヤリング。トップ部分のスワロフスキークリスタルは、まるでダイヤモンドのような上質感。ガラス工芸で有名なチェコで作られており、作業の方法は全て手作業。歩くたびに淡水パールとクローバー型の黒蝶貝が揺れる、上質感があるアクセサリーです。

~身につけるだけで大人っぽさをアップできるイヤリング~

ちょっとおしゃれなレストランや、子どもの大切な入学式など。「いつもよりおしゃれしたいな」「きちんとした服装をしないと」。そんな場面で着る服に、黒蝶貝と淡水パールのイヤリングを組み合わせてみて。

華やかなデザインと落ち着いたカラーリングのバランスが絶妙で、ワンピースやスーツにもしっくりと馴染みます。

【仕様】

サイズ:縦約4×横約1.5cm

素材:メタル、黒蝶貝、淡水パール

京都・烏丸御池駅周辺の住み心地について(寄稿のお知らせ)

不動産・住宅情報サイトの「LIFULL HOME'S」様に、記事を寄稿させていただきました!

京都の烏丸御池駅周辺への引っ越しや移住を考えているかたはぜひ覗いてみてください!

https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-city/34001/

2022年11月26日(土)早朝に清水寺の紅葉を見てきました

毎年話題になっている清水寺の紅葉。私も一度は見てみたいと思っていたのですが、毎年かなり混雑するため行かずじまいになっていました。

ところがこの間何の気なく清水寺のホームページを見ていたら、清水寺は紅葉シーズンとか関係なく毎日朝6時から開門していることが判明しました。

「早朝ならまだゆっくり見られるのでは!?」と思い、土曜日は清水寺に行くことを決意。朝6時から7時の間を狙って行くのですが、起きられるでしょうか・・・

出発~清水寺まで

頑張って起きて、なんとか朝5時半前には家を出ることができました!!!よく起きれたなあ

外に出ると全く太陽が出ておらず、真夜中のような暗さでした。京都でおなじみの鴨川もこの通り。

真夜中と思うほどの暗さ!スマホではこれが限界でした・・・

この時間帯はバスの始発もまだ出ていないですし、通りにもほとんど人はいません。ゴミの回収や商品の荷卸し、飲み会帰りと思われる人くらいしかいませんでした。

南座の前を通り過ぎ、四条通を東へ向かって進むと、八坂神社が見えてきます。八坂神社の前には既に数人の観光客がいて、写真を撮影したり境内へ入ったりしていました。

私は八坂神社の手前で南へと進路を変え、五重塔がある法観寺へと進んでいきます。荷物を積んだトラックが通りを通過するくらいで、人はほとんどいません。空は少し明るくなってきたような気がします。

法観寺五重塔

法観寺の横を通り過ぎ、産寧坂を進んでいると、舞妓さんの撮影会に遭遇!海外からの観光客向けのイベントのような感じで、先ほどの法観寺五重塔を背景に写真を撮っているようでした。

私は産寧坂の先にある清水寺へ行きたいのですが、道がほとんど塞がれているため進むのが難しそう。かといって迂回するルートもないので、なるべく撮影の邪魔にならないよう舞妓さんの背後から道の端っこを小走りで進んでいきました。

撮影会を通り抜けると、京都らしい風情ある街並みが広がっていました。容量の関係でブログには画像を貼れなかったので、ツイッターの投稿を載せておきます。

清水寺に到着!

6時半ごろに、清水寺に到着!すでにオフシーズンの午前中くらいの人が集まっていました。眼下の京都市内を眺めながら、しばし休憩。ぼんやりと周囲の景色を眺めている間にも、どんどん人が境内へ入っていきます。

清水寺から眺めた京都市内。中央には京都タワーが見えます。

私が境内に入る頃には、受付に10m以上の列ができていました。早朝だったためか、拝観券を販売しているブースは空いておらず、本堂の手前で職員の方が1人で拝観券を販売していました。

本堂に入ったら、まずは本尊にお参り。賽銭箱から少し離れた場所に今年の漢字を募集している箱があったので、私も投票してきました。今年は何が選ばれるのか楽しみです。

今年の漢字を投票したら、いざ清水の舞台へ!一番見晴らしがいい最前列はほとんど埋まっていましたが、まだ人は少なかったためすぐに順番が回ってきました。

清水の舞台から見た子安塔

清水の舞台から見た奥の院。既に人がたくさんいます。

清水の舞台・本堂・紅葉をセットで撮影できる奥の院へ目を向けると、既に人がたくさん!社殿を修復するために閉門している地主神社を麓から見上げつつ、私も奥の院へと向かいます。

かなり混雑している中、何とか最前列まで出て清水の舞台と紅葉を撮影できました!私も周りの人も、清水の舞台を一目見たいと背伸びをしたり、写真を撮ろうと腕を伸ばしたりと必死。

私のすぐ後ろにも人がいたので、最前列からは早々に離脱。早朝でこれなのですから、日中や夜間拝観はもっとすごいことになっているのだろうなと思いながら舞台の下へと進みます。

朝7時ごろの奥の院から見た清水の舞台

舞台の下へ向かう途中で、遠目ですが三重塔もセットで撮ることができました!

舞台を下から見上げると、奥の院からの眺めとはまた違った迫力があります。真っ赤な紅葉の中から太い木で作られた骨組みとどっしりとした舞台が覗いている様子は圧巻でした。

下から見上げた清水の舞台。

清水の舞台の下にある音羽の瀧を通り過ぎたら、清水寺の参拝はほとんど終わりです。最後に延命院の横にある小さな庭園と、三重塔をパチリ。順路を一通り巡ったので、清水寺を後にします。

紅葉と三重塔

帰り道でも撮影会に遭遇

清水寺からの帰り道でも、法観寺付近で見かけたような撮影会に遭遇。今回は花魁と忍者に出会えました。花魁は高下駄を履き、きれいな着物を着ていてとても華やかでした。

帰宅する頃には完全に日が昇り切っていましたが、起きたのは午前4時半過ぎでとても眠たかったので、速攻で二度寝しました。

清水寺の紅葉は11月末といえども葉が落ちている木は少なく、12月初めくらいまでは紅葉狩りができそうでした。真っ赤な紅葉と迫力のある清水の舞台を堪能できて、とても楽しかったです。

2022年11月25日(金)京都国立博物館の特別展

2022年11月25日(金)に、京都国立博物館の特別展を見に行ってきました。備忘録的な感じで、感想などを少し残しておこうと思います。

仕事を早めに切り上げ、京博に到着したのは午後5時過ぎ。金・土は午後8まで開館しているので、のんびり鑑賞できそうです。

博物館内の混雑具合・展示室の様子など

博物館内は全くと言っていいほど混雑していませんでした。1つの展示室に多くて20名ほどいたのですが、部屋の面積が広いので圧迫感は感じません。

最前列で隅々まで展示品を見られました。展示品同士の間隔も広く取っていたような印象で、むしろ開放感があるくらいでした。

展示について

今回の展覧会のテーマは「茶の湯」。日本に喫茶文化が伝来した時代から、近代の茶の湯についてまでを時系列で展示していました。博物館でもらった出品目録によると、約2カ月の会期で、展示内容を変えながら合計245点も展示したそうです。

実際に展覧会を見ていくと、茶碗・掛軸・花入・書物など、茶の湯に関する展示品がたくさん展示されていました。

個人的に興味をひかれたのは、喫茶で使われる茶碗の変化。展示を見ていると、喫茶文化が日本に伝来した頃は表面がツルツルしていて中国で作られたもの→桃山時代・江戸時代初めはあえて形を崩したり傷を付けたりしたもの→少し遅れて色絵で装飾した華やかなものへと流行(?)のようなものが変化しているような印象を受けました。

引用:pixabay

掛軸は実際に茶室に飾られるものだけでなく、昔の人も喫茶文化に親しんでいたことが伺える作品も展示されていました。お寺でお茶を飲む準備をしている様子や、街道に沿って茶屋が立ち並んで大勢の人が立ち寄っている様子など、描いている場面は作品によりさまざま。

「昔の人もお茶を飲んでいたんだなあ」とか「初めは貴族やお寺が中心だったけど、少しずつ民衆まで広まっていったのかな」とか思いながら作品を眺めていました。

茶葉をを入れる茶壷と棗(なつめ)も見ごたえあり!茶壷は釉薬の色や壺のシルエットが作品によって異なり、釉薬の色がグラデーションしているもの、コロンと丸いもの、四角柱のような形のものなどがありました。

棗は漆塗り・蒔絵・螺鈿などを用いた装飾がとてもきれいでした。特に、竹籠・扇・藤の花を組み合わせた絵柄を描いていた作品が印象に残っています。

そうこうしているうちに、かなり時間が経ってしまいました。まだ見ていない展示室が6つもあるのに、閉館時刻まで1時間を切っていたのです。少し急いで鑑賞することにします。

 

引用元:いらすとや

1階の展示室では、豊臣秀吉を描いた掛軸と、千利休を描いた掛軸が並んで展示されていました。「この2人昔は交流があったけど、最後は豊臣秀吉千利休切腹を命じたんだよね・・・」なんて思いながら、茶室を再現した模型に目を向けます。

千利休の「わび茶の茶室」は本当に質素!逆に豊臣秀吉の「黄金の茶室」はとても豪華で、真っ赤な障子にはうっすらと花のような絵柄が織り込まれていました。

時代が下るにつれ、少しずつカラフルで豪華な茶碗や花入が増えていきます。野々村仁清の彩色を施した茶碗と、本阿弥光悦の質素な茶碗が同じ展示室内の近くに展示されていて、対比が興味深かったです。

最後の展示室では、近代の茶の湯の道具が展示されていました。開国によって西洋の文化が入ってきた影響で、テーブルと椅子を用いた新しい茶の湯の形式も開発されたそうです。昔の人たちの努力があって、現在まで日本の茶の湯の文化が続いているんだなと思いました。

最後に

平成知新館を出たら夜8時ちょうどくらいでした。写真はライトアップされた明治古都館です。

数ある展示品の中でも、特に見ることができて嬉しかったのは、本阿弥光悦が作った茶碗。大学の卒業論文本阿弥光悦と蒔絵をテーマにしていて、人物像を調べる際に焼き物を作っていたことも知ったので一度実物を見てみたいとずっと思っていました。

本物を目にしたときは「やっと見られた!」と内心とても興奮しました。粘土をこねて成形した素朴さや、あえて指やヘラで形を歪ませている不完全さに逆に目を引き付けられ、もう少し眺めていたかったです。

後半は駆け足になってしまいましたが、なんとか全ての展示品を見ることができました。茶の湯が現在の形になるまでの変遷や、各時代の優品を鑑賞できて本当に楽しかったです!

tsumugu.yomiuri.co.jp

2022年11月18日(土)嵐山観光

2022年11月18日(土)に、京都の嵐山へ紅葉を見に行ってきました。日中はかなり混雑するので、あえて早朝に行くことに。今回のお目当ては、嵐山の紅葉と天龍寺の早朝拝観です。紅葉シーズン真っただ中の休日、人出はどのような感じなのでしょうか。

嵐山到着!まずは渡月橋

乗っていた電車は比較的空いていて、1両につき20人いるかどうかでした。6時30分ごろに嵐山に到着し、まずは渡月橋へ向かいます。

すでに数十人が渡月橋を渡っているほか、一眼レフカメラを持っている人が何人も!皆さん立ち止まっており、日の出を待っているようでした。

確かに周囲は明るいですが、まだ太陽は出ていません。私も桂川の土手の方へ行き、日の出を見ることにしました。

渡月橋の下を流れる桂川。明るいですがまだ太陽は出ていません。

数分後には太陽が顔を出し始め、15分もしないうちにこんな空模様になりました。

日の出

「いいものが見れたな」なんて思いつつ、もう一度渡月橋へ向かいます。今度は嵐山の写真も撮ることに。きれいに紅葉していました。

渡月橋から見た嵐山

嵐山公園亀山地区と竹林の小径で天龍寺の開門を待つ

天龍寺の早朝拝観は朝7時30分から。日の出を見てからまだまだ時間に余裕があったため、嵐山公園の亀山地区と竹林の小径をぐるりと巡ることにしました。

桂川を眺めながら、山の方へ歩いていきます。保津川下りの船着き場を通り過ぎ、嵐山公園亀山地区に到着!真っ赤に紅葉している木もあれば、まだまだこれから赤くなりそうな木もありました。

半分くらい紅葉している木もありました。

天龍寺の開門の時刻が迫っていたので、最短距離で竹林の小径まで向かいます。嵐山公園亀山地区、意外と坂道が多かったです。敷地も広そうだったので、また訪れようと思います。

竹林の小径

竹林の小径には、まばらではありますが既に観光客が何人も訪れていました。海外の人も大勢いて、数年前の賑わいが戻ってきているようです。天龍寺北門や野宮神社の前を通り過ぎ、天龍寺中門へ向かいます。

お目当ての天龍寺に到着!

早朝拝観の受付開始とほぼ同じ時刻に、天龍寺に到着!天龍寺の中門をくぐると、両脇に真っ赤に紅葉した木がずらりと立ち並んでいました。写真を撮りながら、庭園参拝受付へ。拝観料を払い、庭園に入ります。

大方丈の横を通り過ぎると、紅葉した木に囲まれた曹源池と庭園が広がっていました。既に大勢の人が訪れており、写真を撮ったり椅子に座ってお庭を眺めたりと、皆さん思い思いの過ごし方で紅葉を楽しんでいます。

天龍寺の曹源池

私は少し曹源池を眺めて写真を撮ったら、「望京の丘」を散策することにしました。望京の丘は斜面に沿って作られており、一番上まで登ると京都市内方面の景色を一望できます。

いくつかルートが分かれており、途中で寄り道をしながら上を目指しました。道中にあった小川には紅葉した葉が何枚も落ちており、これまた風情があります。

ちょろちょろと水が流れる音を聴きながら足を進め、頂上に着くと紅葉のトンネルが!近づくと日光が当たっている葉は少し色が透けているのがわかり、黄色から紅へのグラデーションがとても美しかったです。

百花苑で見かけました。苔もきれい!

望京の丘を下り、最後は「百花苑」へ。モミジ以外にも季節の花が咲いており、とても見ごたえがありました。天龍寺は春夏秋冬の花を植えているとのことなので、また季節が変わったら訪れてみたいです。

8時30分ごろに嵐山から離脱

8時30分ごろに、嵐山から自宅へ戻ることにしました。日の出や朝日に照らされた嵐山と紅葉、天龍寺のきれいな庭園をぐるりと見て回れて満足です。いつもより3時間ほど早く起きたので、二度寝してから次はどこの紅葉を見に行くか考えることにします。